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- 2025/12/10(水) 11:11:16|
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久しぶりに藍染めをしました。
マフラー用にと、カシミアを青に。
なかなかいい色になったと思います。
う~~ん、、、書きながら、ここでちょっと疑問が・・・。
「いい色」と普段何気なく使いますが、なにを指して「いい」と言うのか。
私の場合、たいていは、こんな色にしたい!というイメージを持って染めます。
今回、その意味では、目指していた色より少し濃いめでしたが、
かなり近かったので、わたしにとっての「(都合の)いい色」かもしれません。
でも、もっと絶対的ななにかがあるのか・・・。
考え始めると、どんどんわからなくなります。。
答えの出ないまま、少し抱えてみます。
ここしばらく二重織りにはまっていましたが、さらに進化し4重織りに挑戦!
二重織りは一度に2枚の布を織っていくのですが、同様に4枚の布を同時に織っていきます。
もう、考えただけで頭クラクラでした。
実際に織ってみると・・・。
すごい!! ほんとに4枚一緒に織れるんです。
感動モノです!!
その技法で織ったのがこのポーチ。
筒状に外と内の布を織っていくので、リバーシブルです。
おまけに、下の写真のように、紐通し口まで織りながらできあがるのです。
後は、織り機からはずし、袋の口と底をとじれば、完成!
ただ、困るのは、中にはさまれた2枚は織っている最中、見ることができず、間違ってもわからない・・・。
二重織りだと、織り機の裏からなんとかのぞき見ることができました。
それが全くできないので、慎重に織っているつもりでも、なかなかパーフェクトにはいきません。
今回も、できあがってみると、何カ所か失敗・・・。
これは今後の課題です。
こうして、スローペースながらも、少しずつ新しいことを覚えていくのはとても楽しいこと。
そんな充電期間が長引いて、しばらくHPを更新できないでいますが・・・。
もう少し、試行錯誤してみようと思っています。
紗羅の落ちた花を集めて、麻とコットンを染めました。
花弁は白ですが、今回は鉄媒染でチャコールグレーになりました。
ちなみに、葉や枝で染めても、ほとんど同じ色になると思います。
紗羅の樹は、幹の表皮がメタリックっぽいグレーなのが特徴。
なんの樹かわからぬまま植え、10年以上経って、初めて剪定をしてもったときに教わりました。
今回染めた糸は、その幹の色にかなり近いです。
染める度に微妙に違う色になりますが、でも、やはりその植物ごとに持ってる色の質感があるようです。
声高ではなく控え目ながらも、自分の色を吹き込むぶれのなさ。
そこに惹かれて、飽きることなく染められるのかもしれません。
こんな花です。別名、夏椿。
我が家では7月の初めから1か月くらい咲きます。
庭のハナミズキがどんどん大きくなっています。
でも、花はちっとも咲きません。
なぜ??
とりあえず、剪定をしました。
その葉と枝で染めた糸です。
右がみょうばん媒染で、クリーム色。
左が鉄媒染で青味がかったグレー。
どちらも温かみがあって、私の好きな色です。
ちなみに、英語でハナミズキは”dogwood”。
雰囲気、出てますね。
新しい織り機、DAVIDのおかげですごく織りやすくなったのが二重織り(doubleweaving)です。
たとえば、ダブルガーゼもその一種。
別々の布を後から合わせるのではなく、2枚同時に織っていく技法です。
実際に織ってみるまでは、理屈ではわかったつもりでも、頭の中に??が一杯でした。
ところが、織り機の前で手を動かしてみると、百聞は一見にしかず!
目の前で上下に2枚の布が織りあがっていく様子は、ガッテン!ガッテン!!の連続でした。
紀元前1000年には、ペルーですでに織られていたとか。
2枚重ねることで、いろんな利点があり、以来、どんどん応用範囲を広げ、今に受け継がれてきたのでしょう。
たとえば、上の写真は二重織りで作った鍋しきです。
2枚の両端を輪に織れば、筒状になることを利用して、途中でパンヤを詰めながら、織り進んでいきます。
織り機からはずしたときには、ほとんどこの形になっていて、織り始めと終わりをかがればできあがり。
織ってる途中も、ふかふかと織りあがっていくのが楽しくて、手が止まらなくなりました。
それで次に、少し大きくして織ったのが、このミニ座布団です。
織るときに使っているピアノの椅子に合わせてみました。
数ある織りの技法(絣、もじり、つづれ織り、裂き織りetc.)、できるだけチャンスを見つけては試してみます。
なんだかいまいちしっくりこないこともあれば、「あっ、私、これ好きだわ!」と一瞬で惚れ込むことも。
そうなると、次々と作りたいものが浮かんで、大変です。
こちらはテーブルマット。
うまくいったら、近いうちに、HPにのせる予定です。
と言うのも、織ってる時に裏側が見えないので、柄を間違っても気づかないのです。
それで何度悲しい思いをしたことか・・・。
織り機から外す時、もうそれはスリルいっぱいです。